FX 経済指標 見方

FX攻略

【FX経済指標】見方をわかりやすく簡単に説明│トレードへの応用も

FXの経済指標が難しくてちんぷんかんぷん

FX経済指標の見方がわからず、なんとなく理解しているようで、うやむやになっていませんか?

経済指標のどこを見れば良いのか、どんなサイトを見れば良いのかを理解していないと正しいトレードを行えません。

経済指標の見方をきちんと把握し、経済指標のポイントを抑えることで円滑なトレードが可能になります。

こちらの記事では、FXの経済指標の見方をわかりやすく丁寧にお伝えすると共にトレードへの応用方法もご紹介いたします。

こんな方におすすめ

  • FX経済指標の見方がわからない
  • FX経済指標をどうトレードに活かすのかわからない

【FX経済指標】とは│仕組みと種類について

FX 経済指標 種類や見方

経済指標とは

経済指標とは、経済状況を数値化したものです。別名ファンダメンタルズと呼びます。

経済指標は各国の公的機関等が発表します。

公的機関って、主にどんな機関?

日本では

  • 財務省
  • 経済産業省
  • 内閣府
  • 中央銀行

が数値化しています。

FXトレーダーは数値化された経済指標でこれまでの流れや予想によって見極め、トレードを行います。

実際のリアルタイムの数値はこちらを参考にしてご覧ください。

 

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数値による内容から経済の現状や過去からの変化を把握することができます。

FXトレーダーにとって経済指標を見ることは特に重要です。

経済指標は数値化されたものが一つではなく、複数存在します。

 

【FX経済指標】見方をわかりやすく簡単に説明

FX 経済指標 見方

トレードを行う上で重要な経済指標をご紹介します。

主な経済指標

  • 米雇用統計
  • ADP
  • GDP
  • FOMC
  • 景況感指数

以上が主な経済指標となります。

1つずつご説明します。

【FX経済指標】米雇用統計

アメリカのドルは流通量が世界一なので、世界に対する影響力が高く、注目すべき通貨です。

米雇用統計にはいくつか項目がありますが、特にFXトレーダーに関与するのは、

  • 非農業部門雇用者数
  • 失業率

の2つです。

米国の「雇用統計」は、FXをトレードする上で各国の数ある経済指標の中で最も重要度が高く、最も注目度が高い指標です。

アメリカの労働省労働統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics、略してBLS)が毎月発表します。

発表のタイミング

毎月第1金曜日

さらに、この米雇用統計が発表される2日前にADP社という給与計算代行サービスの大手会社によって米雇用統計に先立って予想の数値が発表されます。

【FX経済指標】ADP

ADPとはオートマティックデータプロセッシングというアメリカの大手企業の名前です。

給与計算の代行を行なっています。

ADPでは米雇用統計を発表する2日前に経済指標が発表されます。

これは、米雇用統計の予想ができる数値となるので米雇用統計と同じくらい注目されます。

発表のタイミング

米雇用統計の2日前に発表

【FX経済指標】GDP

GDP(国内総生産)とは、その国の利益の総額です。

景気動向の総合的判断で使われる指標です。

発表のタイミング

4月、7月、10月、1月に速報が発表され、1ヵ月おきに改定値、確定値が発表

速報、改定、確定と発表月から1ヶ月おきに発表があります。

例えば、4月の発表は速報の発表となりますので、5月に改定、6月に確定の数値が発表される流れとなります。

速報が一番大切で取引に大きく影響されます。

【FX経済指標】FOMC

FOMCとは連邦公開市場委員会のことで、Federal Open Market Committeeの略です。

米国の政策金利を決定する非常に重要な委員会です。

FOMCには「FOMC政策金利発表」と「FOMC議事録公表」がありどちらも重要です。

まずは、FOMC政策金利発表についてご説明します。

会合によりアメリカの金融政策を決定します。

年に8回開催され、景気の状況の判断政策金利の上げ下げが発表されます。

このFOMCの結果が予想と異なると、為替レートが大きく変動することがあるため、影響力が高いです。

発表のタイミング

6週間おきに発表され年8回

FXでは、結果と予想を比較して「期待できるのか、できないのか」が重要なポイントになります。

※FOMC政策金利が、事前予想と比較して数値がどうゆう結果になったのかが注目ポイントになります。

 

FOMC議事録公表

FOMC議事録公表とは、年8回開かれるFOMCの議事録の公表のことを指します。

委員会が開かれた3週間後に議事録が公表されます。

政策金利の背景や、米国の経済状態・先行きなどの議論の結果を公表します。

まずはこの、米雇用統計(非農業部門、失業率)、米雇用統計の速報が見れるADP、景気状況がわかるGDP(国内総生産)、FOMC(アメリカ政策金利)が重要な経済指標となります。

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【FX経済指標】景況感指数

景気の状況を見るのに適しているのが「景況感指数」です。

実際に消費者や企業がどのように感じているかを測った「景況感指数」は非常に参考になり重要視されています。

景況感指数については各国で様々な種類のものが調査発表されていますが、ここでは米国・日本・ユーロ圏についての代表的な5つの景況感指数をご紹介します。

  • 米国消費者信頼感指数 (アメリカ)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数 (アメリカ)
  • 日銀短観 (日本)
  • Ifo景況感指数 (ドイツ)
  • ZEW景況感指数 (ドイツ)

 

米国消費者信頼感指数(アメリカ)

米国消費者信頼感指数は、非営利の機関「全米産業審議委員会(コンファレンスボード)」が毎月5,000世帯を対象に行う景況感についての調査をまとめた指数です。

調査数が多く、米国で信頼性が高い景況感指数です。

  • 現在の景況感・雇用状況
  • 6ヵ月先の景況感・雇用・所得
  • 6ヵ月以内の購入計画(自動車・住宅など)

の項目に対する消費者の考え(楽観や悲観など)の回答結果を数値化し、現状の評価「現況指数」、6ヵ月先の景況感を示す「期待指数」が発表されます。

数値は1985年時点を基準値(100)として発表されています。

発表値が100よりも高いか低いかで1985年よりも景況感が良いか悪いかがわかる仕組みになっています。

※毎月発表される数値が「前回よりも上がっているか」が注目のポイントになります。

 

ミシガン大学消費者信頼感指数(アメリカ)

ミシガン大学消費者信頼感指数とは、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターの調査による指数です。

先程紹介した米国消費者信頼感指数よりも規模が小さくはありますが、先行して発表されるため、米国消費者信頼感指数を予想することができます。

基本的な調査内容は米国消費者信頼感指数と同じですが、調査対象が500人(米国消費者信頼感指数は5,000人)と規模が小さいということと、基準年が1966年=100となっている点が異なります。

米国消費者信頼感指数の予想値がわかります。

日銀短観(日本)

日銀短観とは、「全国企業短期経済観測調査」の略です。

日本銀行が国内の資本金2,000万円以上の企業(1万社超)を対象に、会社業績・設備投資・雇用状況などの調査を行い、四半期に発表する企業側からみた景況感をまとめたものです。

調査対象が1万社以上と多いのが特徴で、回答率も99%と高く、速報性も高いという利点があり、重要視されています。

Ifo景況感指数(ドイツ)

Ifo景況感指数とは、Ifo経済研究所という機関が約7000社のドイツの企業を対象に、現況と今後6カ月の経済について毎月アンケート調査を実施し数値化したものです。

ユーロ圏の経済を見る上で役立つ指標で、FXトレーダーにとって重要です。

Ifo景況感指数では2000年を基準値=100として基準を設けられています。

※毎月発表されるIfo景況感指数の数値が「前回よりも良くなっているか」が注目のポイントになります。

 

ZEW景況感指数(ドイツ)

ZEW景況感指数とは、民間調査会社の「ZEW(欧州経済研究センター)」が専門アナリストや投資家、市場関係者の約350人を対象に毎月行う景況感についてのアンケート調査を数値化したものです。

Ifo景況感指数の予想の数値です。

ZEW景況感指数は、今後6カ月の景気を分析します。

調査を行い、良いという回答から悪いという回答を差し引いたもので、ゼロを基準として数値化され、発表されます。

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FXでトレードを行う上で重要な経済指標をご紹介しました。

まずは、以上の主な経済指標を見ることに重視し、数値に慣れていきましょう。

経済指標に関しては「経済指標 カレンダー」と検索すれば様々なサイトで一覧を見ることができます。

 

経済指標カレンダー サイト一例

あとは、見やすいサイトをブックマークしておけばいつでも閲覧できるので便利です。

また、アプリなども活用できるのでお手持ちのスマホに入れるのも良いですね。

例えばYahoo!ファイナンスは経済指標を見れると同時にアプリもあるのでオススメです。

 

Yahoo!ファイナンス アプリ

android版 iPhone版

 

ここまで、特に重要な経済指標を紹介しました。

ここからはたくさんある経済指標の中から、FXに関わりがある経済指標を紹介します。

 

アメリカの重要な経済指標 (※太字は中でも重要な指標)

アメリカの重要な経済指標
政策 FOMC政策金利発表、FOMC議事録公表
景気 GDP(国内総生産)鉱工業生産、ISM製造業景気指数、ISM非製造業景気指数、ニューヨーク連銀指数、フィラデルフィア連銀指数、耐久財受注
景気

(消費関連)

ミシガン大学消費者信頼感指数消費者信頼感指数小売売上高、新築住宅販売件数、中古住宅販売件数、住宅着工件数、住宅建設許可件数、個人所得・支出
雇用 雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)ADP雇用統計、新規失業保険申請件数
物価 CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)
貿易・財政 貿易収支、財政収支、対米証券投資

アメリカの経済指標に関しては2点ほど重要な指標もあるのでご紹介します。

小売売上高(アメリカ)

小売売上高とは、小売・サービス業の売上高をまとめた指標です。

アメリカは消費大国とも言われ、個人消費が多い国です。

個人消費の観点から景気を判断するうえで重要視されている指標です。

鉱工業生産(アメリカ)

小売売上高が「個人消費」売上高の指標であるのに対して、鉱工業生産は生産の観点で景気を測る指標です。

消費が多ければ、生産も多くなります。逆に、消費が少なくなれば生産も少なくなるので、小売売上高と合わせて見ることで経済指標を深くみることができます。

 

日本の重要な経済指標 (太字は重要な指標)

日本の重要な経済指標
政策 日銀金融政策決定会合
景気 GDP(国内総生産)日銀短観、景気動向指数
物価 CPI(消費者物価指数)、企業物価指数

 

ユーロ圏の重要な経済指標(太字は重要な指標)

ユーロ圏の重要な経済指標
政策  ECB政策金利発表
景気 Ifo景況感指数、ZEW景況感指数、ドイツGDP(国内総生産)
物価 ドイツCPI(消費者物価指数)、ドイツPPI(生産者物価指数)

 

ココがポイント

経済指標は数が多いのですべてチェックしようとすると大変ですが、時期によっては関与しない指標もあります。

初心者の方は雇用統計や失業率、GDP、FOMCなど大きな指標を見ながら少しずつ慣れていきましょう。

 

ここまでFXトレードにおける主な経済指標と、重要なポイントを紹介しました。

これから経済指標を見て、実際にトレードを行う方法を見ていきましょう。

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【FX経済指標】見方をわかりやすく簡単に説明│トレードへの応用

FX 経済指標 トレードへの応用

経済指標を見てFXトレードを行うには予想→結果の数値を見ます。

予想より結果が良ければ、為替相場が上昇していく可能性。(買いのタイミング)

反対に、予想より結果が悪ければ、下降する可能性。(売りのタイミング)

しかし、それも絶対という訳ではなくデータ数や経済ニュース、分析方法などの要因によって左右されることもあります。

 

経済指標からトレードを行う主な手法として「ファンダメンタルズ分析」があります。

もう1つ「テクニカル分析」というチャートからの分析方法も存在しますが、経済指標と深く関わりがあるのは「ファンダメンタルズ分析」です。

トレーダーの理想的な分析方法は、この2つを併用して分析することが大切です。

まずはファンダメンタルズ分析からみていきましょう。

ファンファメンタルズ分析

ファンダメンタルズとは、これまで紹介した経済指標そのものを指します。

経済指標の数値から為替相場を分析することを「ファンダメンタルズ分析」といいます。

「ファンダメンタルズ分析」は為替相場への影響力が非常に大きく、為替相場の分析における大きなポイントとなり、多くのトレーダーが実践している手法です。

「ファンダメンタルズ分析」を行っていくにはその国の経済動向を見ることになりますが、それを見極めるために注目されているのが経済指標、要人発言、金融政策です。

3つのポイント

  1. 経済指標(ファンダメンタルズ)
  2. 要人発言
  3. 金融政策

1. 経済指標(ファンダメンタルズ)

経済の状況と景気の状況を数値化したものです。

トレーダーにとって、ファンダメンタルズ分析における経済指標は重要な情報源となります。

先程説明した重要指標の前は相場が荒れやすくなってしまいます。

動きが不確定な場合にポジションを持つのはリスクが高いため、基本的に重要指標の前はポジションを持たないほうがリスク的に良いです。

私は経済指標発表後の動きを見てエントリーポイントを探し、良いポイントが見つかった場合のみエントリーするようにしております。

2. 要人発言

要人発言とは、経済政策を担当しているトップ、金融政策を担当している中央銀行のトップによる経済に関する発言のことを指します。

トップの要人発言から景気の状況や、経済の状況が予想され、為替相場に大きく影響が出ます。

例えば、財政のトップが「物価が水準を超えている」と発言があれば、市場が動き出し景気が上昇する可能性があります。

要人発言はどこで見れるの?

プロ向けのニュースなどは有料となりますが、MINKABUというサイトでも見ることができます。

主な要人の一覧
・日本銀行総裁、副総裁
・FRB(米連邦準備制度理事会)議長、理事
・ECB(欧州中央銀行)総裁、理事
経済閣僚
・財務大臣、財務長官

要人発言は突然やってくる場合も。そのため、SNSやニュースを常日頃チェックし、素早い対応が求められます。

3. 金融政策

各国の中央銀行が、金融面から物価の安定や経済の安定のために行う政策のことです。

中央銀行は景気が良くなると金利を引き上げて景気の熱を冷まします。

反対に景気が悪くなると金利を引き下げて景気の熱を上げようとします。

金利政策による流れの例

1.景気が過熱
2.中央銀行が金利引き締め
3.金利上昇
4.消費が減速

このような流れで景気の熱が冷めていきます。

ここで扱う金利は、中央銀行が一般銀行に貸し出すときの金利のことで、国の基本的な金利のことを指します。

FXトレーダーはこの政策を見て、金利引き上げや金利引き下げを把握しトレードに役立てます。

中でもFXトレーダーが最低限知っておくべき金融政策は以下の3つです。

FXトレーダーが最低限知っておくべき金融政策3つ

・米国 FOMC
・日本 日銀金融政策決定会合
・欧州 ECB理事会 

中でも経済大国アメリカの行う金利政策は、為替市場だけでなく株式市場や他国への市場など非常に大きな影響を与えます。

また、アメリカは事前に金利政策について示唆する場合が多いです。そのため、金融政策がマーケットに織り込み済みであるかを認識することが重要です。

それらをふまえて、事前に戦略を立てるのが望ましいですね。

テクニカル分析

ファンダメンタルズ分析をベースに長期的なトレンドを捉えたうえで、エントリーのタイミングなどはテクニカル分析を行うことで精度が高まります。

FXにおけるテクニカル分析とは、チャートを見て過去の値動きから将来の値動きを予想するという分析方法です。

FXのチャートや相場分析ツールを用いて分析することで、トレードのタイミングを計ります。

テクニカル分析には多様な分析方法があり、ツールで視覚的にチャートの数値を見て判断します。

ポイント

実際の経済の動きを見ながら判断する「ファンダメンタルズ分析」

実際の為替相場を見て判断する「テクニカル分析」

FXでは、この2つの分析方法を上手く組み合わせてトレードするのが理想です。

テクニカル分析についてはこちらの記事で詳しくまとめています

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まとめ

FX経済指標 まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで経済指標の仕組み、経済指標の見方、経済指標が深く関わるファンダメンタルズ分析など、トレードの応用までご紹介させていただきました。

経済指標には膨大なデータ数が存在します。

FX初心者にとっては毎日のニュースや経済情報を全て取り入れるのは難しいですが、主な経済指標の米雇用統計、ADP、GDP、FOMCを普段から経済指標カレンダーで見慣れておくと、トレードに対する抵抗もなくなりスムーズにトレードをすることができます。

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