FX チャート分析

FX攻略

【FX初心者必見】手軽にチャート分析ができる方法を詳細解説

FXの口座を開設してトレード出来るようになったは良いものの、

『どうやってチャート分析をすればいいの?』

『どのタイミングでエントリーすればいいの?』

と早くもFXの壁にぶち当たってはいませんか?

そこで、本記事ではもっとも手軽にチャート分析ができる方法を詳細に解説していきます。

読み終えた時、今以上にチャートの動きが分かるようになり、エントリーポイントが見つけられるようになっているはずです。

そもそもFXのチャート分析ってなに?

チャート分析とは?

『そもそもチャート分析って何?』

と感じている方も多いかもしれませんので、まずは次のチャートをご覧ください。

図①

XMのMT5で表示されるドル円のチャートです。

図①を見て、今後の価格がどちらに動きそうかの見当がつき、エントリーポイントをチャート上に示せる人は上級者です。

しかし、実際はなかなか方向性や売買ポイントまで判断できるトレーダーは少ないでしょう。

では、次に同じチャートに『移動平均線』を表示してみます。

移動平均線とは

移動平均線とは、任意の期間の価格の平均値をラインで示したものです。

一般的には5日移動平均線、20日移動平均線、75日移動平均線を使う事が多いです。

期間の長さで短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線とも呼ばれます。

移動平均線の期間

短期移動平均線・・・5日前後:期間が短いので動きが細かい

中期移動平均線・・・25日前後

長期移動平均線・・・75日前後:期間が長い分動きが緩やか

 

図②

どうでしょうか?

同じチャートであるにもかかわらず、図②のチャートでは移動平均線が緩やかに上昇カーブを描いているので、今後も上昇するように見えます。

また、上昇トレンド中に勢いが衰えてもみ合いになっているポイントも移動平均線の動きからより分かりやすくなっています。

ざっくり言ってしまうと、図①から図②で行った移動平均線の表示と、そこから価格の今後の動きを読み取る事がFXにおけるチャート分析という事になります。

今後の価格の動きが分かれば、エントリーポイントや利確ポイントも発見できるという事です。

チャート分析とは

今後の価格の動きを読み取る事

エントリーポイントを見つけ出す事

なぜFXではチャート分析が必要なのか

FXでトレードを行うという事は、任意の通貨ペアを『売る』か『買う』という事です。

今後その通貨ペアの価格が上がると思えば『買い』ですし、下がると思えば『売る』という事になります。

トレードで『売る』か『買う』かの判断をするためには、今後価格が『下がるか』『上がるか』の判断をしなくてはなりません。

つまり、FXトレードをするにはチャート分析をしないと『売り』か『買い』のどっちでエントリーすれば良いのか分からなくなってしまうのです。

FXにおいてチャート分析はトレードをする時にまず行う作業という事です。

もちろん相場は常にトレンドを形成しているわけではなく、ランダムに動いている時の方が多いです。

トレンドが出ずに動きが読めない時は、『エントリーしない』というのも立派な戦略と言えます。

株式の格言で『待つのも相場』などと言われますが、FXにも同じことが当てはまります。

 

FXチャート分析のメリット

チャート分析を行わなくても、売りか買いのボタンを押せばエントリーは可能です。

ただし、それでは運任せの丁半博打と変わらないトレードとなってしまいます。

ギャンブルではなく投資としてFXを行うには、チャート分析が必須なのです。

チャート分析のメリット

  • 今後の価格の予測が立てられる
  • 売りか買いかの判断が出来るようになる
  • どこでエントリーしたらよいか目星がつく
  • どこでイグジットしたらよいか目星がつく

 

FXチャート分析の手法【大きく2パターン】

チャート分析には様々な方法があります。

まず大きく大別すると、①ファンダメンタルズ分析と②テクニカル分析の2つに分けることができます。

ファンダメンタルズ分析とは、世界各国の中央銀行の金利政策や要人の発言などに反応して動く価格を分析するものです。

経済指標発表や為替に関するニュースからの分析もファンダメンタルズ分析に分類されます。

テクニカル分析は、インジケーターやツールを使って価格の動きを分析する手法のことです。

三尊やダブルトップなどといったチャートパターンから価格の動きを分析する手法も含みます。

FXにおいては株式と違い決算や会社の成長性などといった分析要素がないので、チャート分析というとほぼテクニカル分析の事と言って間違いありません。

チャート分析はどれか一つをマスターすれば完璧に相場が読めるというものではなく、それぞれの要素を組み合わせながら、予測を立てていくイメージです。

そのため、トレーダーによりチャート分析の方法は異なりますし、無限にチャート分析方法が存在することになります。

多くのオンラインサロンや情報商材では、そうした独自の分析方法が紹介されているというわけです。

では実際にどのような分析手法があるのでしょうか?

次の章で説明していきます。

ファンダメンタル分析の分類

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析とは、世界の動きに対する投資家の心の動きを分析する方法です。

代表的な3つを紹介します。

チャート分析手法

  • 経済指標による分析
  • 各国中央銀行金融政策による分析
  • 要人発言による分析

それぞれ説明していきます。

経済指標による分析

各国の経済情報を数値化したものを経済指標と呼びます。

値動きにも影響を与えやすい、代表的な経済指標は以下のようなものがあります

代表的な経済指標

・FOMC
・米雇用統計
・GDP
・消費者物価指数(CPI)   

数ある経済指標の中でも、経済大国と呼ばれるアメリカの経済指標は相場に大きな影響を与えます。FXトレーダーとして利益を上げるためには、まず代表的なものから経済指標を理解しておくべきです。

経済指標によるファンダメンタル分析の理解を深めたい方へ向けてこちらの記事で詳しく解説しています。

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各国中央銀行金融政策による分析

各国の中央銀行による金融政策も重要なファンダ要素です。

金融政策とは、国の経済状況を支えるために実施する、中央銀行による金融面の政策を意味します。

一般的には

・金利が上がれば買い
・金利が下がれば売り

というように投資家心理は動きがちです。

中でもアメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)は相場に影響を与えやすい金融政策です。

FOMCは年8回行われます。開催の前後は相場大きく動く可能性が高いため、注意しましょう。

要人発言による分析

FXにおける要人発言とは、各国の経済を担う大臣及び中央銀行の総裁、副総裁、関係者などの発言を意味します。

代表的な要人発言をまとめると

代表的な要人発言

・FRB(米連邦準備制度理事会)議長・理事
・日銀総裁・副総裁
・ECB(欧州中央銀行)総裁・理事
・各国財務大臣・財務長官

例えばですが、「物価が適正水準以下である」と発言をした場合、景気回復を狙って利下げをする可能性があることを示唆しています。

常日頃要人の発言にはアンテナを張っておくべきでしょう。

テクニカル分析の分類

テクニカル分析

次に、代表的なテクニカルによるチャート分析方法を分類してみます。

大きく分類すると4つに分けることができます。

チャート分析手法

  • インジケーターによるチャート分析
  • ラインを利用したチャート分析
  • チャートパターンによるチャート分析
  • 時間軸を利用したチャート分析

これら4つの分析の中から複数の分析手法を身につけると、エントリーから利確までのトレード戦略を明確にすることができるようになります。

どのような分析方法であるのか、それぞれ説明します。

インジケーターによるチャート分析

インジケーターとは、チャート上やチャートの下に表示され、トレンドの方向や相場の過熱感を示してくれるものです。

利用者の多いメジャーなインジケーターだと、移動平均線・MACD・ストキャスティクス・ボリンジャーバンド・一目均衡表などがあります。

マイナーなインジケーターまで含めると、数えきれないほどの種類が存在します。

また、インジケーターはトレンドの方向を判断するのに適しているトレンド系のインジケーターと相場の買われ過ぎや売られ過ぎを判断するのに適しているオシレーター系があります。

ポイント

【インジケーターの分類】

  1. トレンド系:相場の方向性を判断できる
  2. オシレーター系:相場の過熱感を判断できる
テクニカル分析のインジケーターについてこちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください

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チャートパターンによるチャート分析

チャートパターンによる分析とは、トレンドの継続やトレンドの反転などのタイミングに現れる値動きのパターンから価格の動きを分析する手法です。

三尊・逆三尊・ダブルトップ・ダブルボトム・3角持ち合いなどはチャートパターンの代表例です。

例えば上昇トレンドで価格が上昇していた時に三尊のパターンが現われると、『そろそろ上昇トレンドが終わるので利益確定しよう』もしくは『そろそろ下降トレンドが始まるので売りの準備をしよう』といった戦略を立てる事ができるようになります。

代表的なパターンを覚えておくと、かなり分析の精度を上げる事ができます。

 

時間軸を利用したチャート分析

時間軸を利用したチャート分析は『マルチタイムフレーム分析』とも呼ばれ、複数の時間軸のチャートを照らし合わせトレンドの方向や値動きを判断していく分析手法です。

マルチタイムフレーム分析を利用すると、相場の大きなトレンドを理解する事ができるようになります。

トレンドは大きな流れ(上位足のトレンド)に従って動いていきますので、より正確にトレンドが分かる様になるわけです。

ポイント

【マルチタイムフレーム分析】

日足⇒4時間足⇒1時間足⇒5分足の様に上位足からトレンドを確認する手法

例えば、5分足で下降トレンドが発生したので売りのエントリーをしたとしても、1時間足が上昇トレンドを形成していたとすると、価格は意に反して上昇して行く可能性が高いです。

もし、マルチタイムフレーム分析を実行して大きな流れが上昇トレンドと判断出来ていれば、『5分足の下降トレンドは押し目をつけに行っているので、反転上昇で買いを狙おう』と戦略を立てる事ができるのです。

短期足のみで判断すると分かりにくい大きなトレンドをマルチタイムフレーム分析でつかむ事ができるので、非常に有効な分析手法と言えます。

 

FXのチャート分析はそれぞれの分析法を複合的に活用する

チャート分析では様々な手法を組み合わせてトレンドを判断したり、トレード戦略を立てる根拠にします。

例えば、マルチタイムフレーム分析で上昇トレンドを判断して、5分足のストキャスティクスが売られ過ぎを示していたら、押し目と判断して買いでエントリーするなどです。

または、長期足が上昇トレンドを形成しており、5分足で三角持ち合いを上抜いたので買いでエントリーするなどです。

どちらの場合も複数の分析手法を組み合わせてトレンドの方向を判断してエントリーしています。

複数の手法を組み合わせることでチャート分析の精度を高める事ができるのです。

移動平均線とストキャスティクスを使ったFXのチャート分析法

移動平均線 ストキャスティクス

ここではFXビキナーでも簡単にできる分析手法として、移動平均線とストキャスティクスを利用した分析方法をご紹介します。

移動平均線はトレンドの方向を判断しやすくするインジケーターなので、オシレーター系のストキャスティクスとの相性は非常に良い組み合わせです。

実際に私も初心者のころはこの手法を多用していました。

この分析に慣れれば、トレンド系のインジケーターとオシレーター系のインジケーターを別のものに変えるだけで応用が利きます。

自分なりの組み合わせを見つけてみるのも良いでしょう。

メモ

『移動平均線の見方』

移動平均線は任意の期間の価格の平均値を繋いだ線ですので、価格が上昇していると右上がりのラインになります。

逆に価格が下落し続けていると、右下がりのラインになります。

また、価格変動幅が大きければラインの傾きも大きくなります。

こうした修正を利用して、傾きの方向でトレンドを捉え、傾きの大きさでトレンドの強弱を判断していきます。

メモ

『ストキャスティクスの見方』

ストキャスティクスは、当日の終値と過去の任意の期間の高値・安値から価格の変動幅をパーセントで表示したインジケーターで、オシレーター系に分類されます。

相場が買われ過ぎると指標は100%に近づき、売られ過ぎると0%に近づきます。

一般的には20%を下回ると売られ過ぎライン、80%を超えると買われ過ぎラインと言われます。

移動平均線とストキャスティクスの分析手順

移動平均線とストキャスティクスを使った分析手順はおおまかには次の3ステップです。

①移動平均線でトレンドの方向を判断する

②相場の買われ過ぎと売られ過ぎがどちらにあるかを判断する

③順張りで押し目(戻り高値)をつけたタイミングでエントリーする

 

実際のチャートで見ていきましょう。

まず、移動平均線を見てトレンドを判断するのですが、チャートでは移動平均線が右肩上がりに推移しているので、上昇トレンドと判断できます。

次にストキャスティクスを見ていくのですが、ちょうど②のポイントでストキャスティクスが売られ過ぎを示しています。

上昇トレンド中の売られ過ぎなので『押し目』と捉える事ができるので、③のポイントで『買いエントリー』となります。

この一連の流れが順張りでのエントリーになります。

慣れてくると、移動平均線とストキャスティクスの組み合わせで、逆張りのエントリーやレンジ相場でのエントリーの出来るようになってきます。

 

まとめ

FX チャート分析 まとめ

インジケーターを使えば、一見ランダムに動いているようなチャートでも規則性を見出す事が可能になります。

そして、様々な手法を用いて規則性やパターンを見つけ出すのがチャート分析です。

そのために、多くの分析手法を理解しておくことで、状況に応じて様々な角度から動きを予測が出来るようにしておくことが大事です。

チャート分析は練習あるのみですが、分析を繰り返し自分だけの得意パターンを見つけ出せるようになると、FXでの勝率も飛躍的にアップします。

まずは基礎のチャート分析を徹底的におこない、身につけてから応用していきましょう。

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